コラム(C-LIVE)

去年(2020年)、近所の古本屋で5冊揃って売っていたのですが、全く知らない本でした(出版社も含め)。手に取って目次を見て、小出拓こいでたく)先生の名前があり即購入しました。

 

執筆している漫画家さんは正直半分くらいしか知らなかったのですが、このアンソロジーや発行元(夢元社)について調べてみても全然情報がなく、自分程度の知識であっても記録を残さなければこの本の情報は恐らく存在しないのだろうと思ったのもブログを開設するきっかけの一つではありました。以下、自分が分かる範囲で漫画家さんについて。

阿乱霊

名前だけは見た記憶が…(主に成年誌で描かれていたそうです)。先日ツイッターで「戦え!イクサー1」の原作ということを初めて知りました(無知を晒すようですが、平野俊弘さんの印象が強くて)

 

・BLACK POINT(伊藤岳彦/幡池裕行

伊藤岳彦さんはきちんと読んだことはないのですが、名前は知っていました。後述する大野安之さんもそうですが、コミックコンプの印象(「宇宙英雄物語」)があります。このアンソロジーの作家陣は、90年代に角川や富士見の界隈で仕事をしている人が多いように感じました。こいでたく先生とリューナイトで一緒に仕事をしているのですが、この頃からつながりがあったのかとも思ったり。

小出拓こいでたく/小出たく)

こいでたく先生は「ダブルゼータくんここにあり」で知ったのですが、それ以前のお仕事というのは正直ネットを見ても情報があまりなく、マンガを読めるのは割と貴重でした。

米田仁士

米田さんはゲームや小説のイラストレーターという印象が強くて、マンガを描いているイメージは自分の中では殆どありませんでした。意外な発見でした。

 

・狭霧光明

この方もマンガを描いていることを知りませんでした。富士見ファンタジア文庫ソードワールドのノベル(混沌の大地)の挿絵を描いてました(本は実家にあります)。

 

加藤洋之後藤啓介

二人組のイラストレーター。やはりファンタジーやSFのイラストが多い印象で、自分の印象に残っているのはスーファミの「レナス」のイラストでした。


海明寺裕

宝島(JICC出版)でファイナルファンタジーのマンガを描いてるのを読んだことがあります(自分が持っていたのはアンソロジー集で、そのうちこのブログで書くかも)。

 

大野安之(おおのやすゆき)

多分このアンソロジーの中でマンガの実績が一番ある方なのではないかと思います。自分もウィキを読むまで知らなかったのですが、小池一夫さんの劇画村塾出身だそうです。押井守監督原作の「西武新宿戦線異状なし」「精霊伝説ヒューディー」が代表作だと思います。

 

・なかはられい(中原れい)

学研(アニメディア関連)での作品が強い方ですが、バンダイ(ゼネラルプロダクツ)や電撃でガンダムマンガを描かれたりもしています。

 

自分が多少なりとも知っていることを書けるのはこのくらいですが、ウィキがあったりなかったり。とりあえず気になる方は自分で検索を(しかしこのアンソロジーマケプレだと高いなあ。欲しい方はまんだらけで入荷を待つ方が良いと思います)